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西日本最高峰に息子と一緒に行って来ましたin石鎚山

毎日溶けるような日が連続する暑い8月。
本日8月15日に、息子と一緒に西日本最高峰「石鎚山」に息子と一緒に登山へ行って来ました。

小学3年生の息子は、初の石鎚山登山、私は、2回目の石鎚山登山という、初心者親子での挑戦。
初心者親子でも、登頂できるルートがあるのか登山歴のある方からご助言をいただき、そこにネット情報を加えた結果、土小屋から山頂を目指す「土小屋ルート」を選択しました。

午前7時30分、登山当日の朝。

面河渓谷方面から石鎚スカイラインを通って、土小屋の登山口まで車で移動。
移動中に息子の体調が悪くなるイレギュラーがあり、幸先不安ではありましたが、その後は無事回復し目的地に向かいました。

午前10時、土小屋登山口に到着。

土小屋近くの駐車場は、すでに多くの車やバイクで埋まっていて、満車状態。
路上に駐車している車もチラホラ見受けられましたが、運よく駐車スペースを発見できたため、早速、登山準備を開始。

午前10時10分、石鎚山登山開始。

少し強い日差しの中でしたが、天気良好。息子の体調も変化なしということで元気に出発!
登山口には、石鎚山案内地図や登山ルートなどをお知らせする看板、いろいろな注意事項や登山マナーをお知らせする看板などが、複数個所立てられていました。
その中には「山頂まで○○km」と表示してくれている看板もあり、初心者登山親子には、とても親切な、おもてなしの看板でした。

登山開始すぐから、普段の景色とは大きく違い、緑が溢れ、空気が澄んでいるような感じ。

息子は、周りにある草木や未舗装の道を楽し気に踏みしめながら進み、私は、童心に帰ったような妙な感覚に陥り、ルンルンな気分で足をどんどん進めました。

土小屋から0.6km付近

登山道から見える景色は、まだ隣の山が高い感じ。
でも、街や人が見えないため高い所にいるのだなと実感することができます。
登山道を進んで行くと悪路になっているせいか、木で造られた、すのこのようなものが続く道が現れました。そのすのこの道を進むと、石鎚国定公園「石鎚山」と書かれた大きな看板が出現。
記念写真を撮るのは、この辺がいいのかもです。私たちは記念写真は撮っていません。

土小屋から1.0km付近

樹木が生い茂り、太陽の日差しが少し弱くなってきました。
まさに森の中を進む冒険という感じ。
斜面から見える樹は、まさに自然体。ありのままに枝を伸ばしているようでした。
また、木で造られたすのこの道が出現。この道の横は、山の斜面ということで、落ちたら・・・。コワイ

土小屋から1.6km付近

木で造られたすのこ道の一部が無残なことになる場所に遭遇。
ハラハラドキドキの命がけのアトラクションのような道を進むことに。
この道の右側も急な斜面で、歩くだけで、恐怖のあまり心拍数が上がります。
息子も少し、不安げな顔。「迷わず行けよ、行けばわかるさ」ということでしょうか…。

土小屋から1.8km付近

ハラハラドキドキのすのこ道を通過すると少し開けた道とベンチが出現。
ここのベンチの傍に「ベンチ1」の看板。
少し休みなさいと言われているような気がしたため、休憩。
そして、登山者に向けられた「おねがい」が書かれた看板。
こういう看板が、登山道の複数個所にあり、登山マナーの周知徹底を図る取り組みは、素敵だなとベンチに座りながら考えていました。

少し休憩すると、木で造られたすのこ道が連続する登り坂が出現。
木々が生い茂り、先が全く見えない道とその道の右側に落ちたらコワイ斜面が現れました。

土小屋から2.1km付近

すのこ道を登ると再びベンチが出現。
この付近になると、周囲より高い所に来たなという景色を見ることができました。
さらに、もう少し進むと開けた場所が現れました。
ここには、ベンチがいくつもあり、「ベンチ2」と書かれた看板が立てられていました。
ここでも少し休憩。ついでに何かのお勉強ができる看板が立っていました。

土小屋から2.6km付近

すのこ道の連続。少し斜面の勾配が厳しくなってきて、息も切れやすくなってきました。
息子は、ぜぇぜぇ言っています。

土小屋から3.0km付近

「ベンチ3」の看板が出現。そして、山頂とトイレの案内が。
このころから、周囲が少しずつ白くなってきました。

土小屋から3.1km付近

周囲の霧が濃くなり始め、ふと眼を草木に落とすと何と、野生の「クワガタ」がいるではありませんか。
予想もしないかったサプライズゲストに子どもと私は「!?」と驚き、体力が削られているせいか言葉も出ず。ただ、サプライズゲストを眺めるだけ。
クワガタも全く動く気配がなく、せっかくなので1枚写真をパシャり。

この付近には、落石注意の看板が立てられていました。
どうやら約400mに渡って落石危険地帯とのこと。十分注意して通行するようにと書かれてありましたが、落石がきたら避けられるのかと不安になりました。

そして、すのこ道が度々、出現。しかし、落石の影響か一部が破壊されていて、落石の威力を目の当たりする場所がありました…。コワイ。

少し進むとお地蔵さまが出現。
「えっ!落石に遭遇しないように神頼みをしなさいってことか…」と、さらに不安感が強くなってきましたが、お地蔵様に一礼して、無事に登頂できますようにとお願いをしました。
お賽銭は入れてませんが…。

土小屋から3.6km付近

霧がさらに濃くなり、おそらく雲の中にいると思われる高さだと思います。
登山道の道幅も狭くなってきていました。
そして、ふっと上を見ると何やら人工的な建物が見えるではありませんか。
あそこが頂上ってことなのかなぁと思い、さらに足を進め登ります。

この付近から息子の体力が残りわずかであることが判明。
息子の進むペースがガクッと落ち休憩時間が増え始めていました。
西日本最高峰の厳しさを体感しているようで、「がんばれ!西日本一高い山の洗礼だ!」と本人を鼓舞して、さらに進みます。

土小屋から4.0km付近

大きな鳥居の出現。
この辺で、たくさんの登山客と遭遇しました。
我々とは違う登山ルートから登ってきているみたいで、どの方々も疲労度が、かなり高い様子でした。

鳥居をくぐり、階段を上ると「石鎚山公衆トイレ休憩所」を発見。
ここでも多くの方が休憩中でした。
さらに、階段を上ると再びお地蔵さまが出現。
なんだか知っているお地蔵様とは形相が険しく鼻がある様子。
天狗様かな~と息子と二人で話し、息子は「天狗さん、行ってきます。」と声をかけていました。

土小屋から4.1km付近(石鎚山頂まで、あと0.5km付近)

二の鎖の案内看板が見えました。
本当は、この鎖を息子に見せたかったのですが、息子の体力がギリギリと判断し、いそいそと別ルートを選択して、進むことに。
山頂に近づくにつれて、道幅がさらに細くなっていました。

土小屋から4.2km付近(石鎚山頂まで、あと0.4km付近)

険しい階段を進みます。霧が濃ゆ~い!(写真はありません。ごめんなさい。)

土小屋から4.3km付近(石鎚山頂まで、あと0.3km付近)

この付近の写真はありませんが、残り僅か。
かなり斜面が厳しくなってきました。
息子は、この斜面を登るのに必死。
がんばれ。息子。西日本一高い山は簡単には登らせてくれないんだze!と息子をさらに鼓舞。

12時15分ごろ

そして、ついに・・・ようやく、山頂に到着。
大きな空が現れ、一気に視界が広がる場所へ

そこからの景色は、
まさに高ーーーーーーーい。
そして、きれーーーーーーーい。

息も絶え絶えでしたが、登頂成功を祝って、看板の前でパシャリ。
かなり疲れてますね。顔面蒼白って感じ。よくやった。息子よ!

頂上山荘では、記念の石鎚山シャツがこいのぼりのように風になびいてました。
頂上でお昼ご飯を食べて、少し元気になった息子が、相棒のテレサと写真を撮りたいと申し出があったため、再び、看板の前でパシャリ。今度はピースする余裕が出てきたみたいです。

頂上には30分くらい滞在。その間に霧も晴れて、下山開始。
下山の方が、息子本人には楽だったようで、話しながら下山できるほどに。
下山後は、着替えて、UFOラインを通って帰宅。
帰りの車内では、息子は爆睡でした。お疲れ様。

これにて、西日本最高峰の挑戦はおしまい。
真夏の大冒険を息子とでき、良い思い出になりました。

いかがでしたでしょうか。皆さんは、石鎚山登山を経験したことはありますか。
石鎚山がすぐそばにある西条市。これほど挑戦する条件が整っている地域は少ないのではないのでしょうか。挑戦される際には、十分健康と安全に留意してくださいませ。

追伸
実は、わたくしは、下山の方がつらかったです。膝が震えていました。
その後は、お察しの通り、2~3日くらいふくらはぎの筋肉痛に襲われていましたので、大人の方はどうかご自愛くださいませ。

私が書きました

のざき

のざき

2014年から壬生川で生活を始めました。二児の父。 気になるものがあれば、西へふらふら、東へふらふらしてま~す。

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