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150 年という悠久が紡ぐ思い出は、永遠に続く物語 at 西条市立橘小学校

急に肌寒くなった霜月。西条市立橘小学校の開校150周年を記念して、8日に前日祭へ、9日に記念式典を兼ねた文化祭に参加した。
各日ごとにその様子を写真で紹介する。

 

まずは、小学校の沿革を簡単に紹介する。


1875(明治8)年
“西泉/楢木/坂元”を校区とする橘小学校を設置(開校)

1892(明治25)年10月1日
橘尋常小学校(4年制)と改称(創立記念日)

1908(明治41)年4月
橘尋常小学校(6年制)と改称

1941(昭和16)年
国民学校令により、橘国民学校と改称

1946(昭和21)年
橘小学校へ改称/4月には学校教育法の施行に伴い、義務教育及びPTA発足

1975(昭和50)年11月30日
開校100 周年記念式典挙行/記念碑建立/当時の1年生~6年生までの在校生がタイムカプセル1台を埋設

2025(令和7)年11月8日
開校150周年記念式事業前日祭を開催/50 年前に埋めたタイムカプセルのオープン式挙行

2025(令和7)年11月9日
開校150周年記念式典挙行


2025年11月8日(土曜日)

11月8日は、青空が広がる快晴の下、17.5℃の過ごしやすい気温であった。

 

①タイムカプセルのオープン式

開校100周年の1975(昭和50)年に埋めたタイムカプセルを、当時の生徒(卒業生)たちが掘り起こす。

出てきた思い出の品々に、卒業生からの悲鳴が聞こえてきたり、当時の恩師からの手紙や名札当時の教科書や通知書(無記入)が出てきたりと、参加者全員が笑顔でワイワイと進行していた。

また、当日参加した卒業生で、年ごとに集合写真を撮影した。大勢の方が参加していたことがわかる。
(左上=6年/右上=5年/左中=4年/右中=3年/左下=2年/右下=1年)

式の最後には、卒業生と在校生(4,5,6年生)による校歌斉唱。

その後、タイムカプセルの中身を体育館で広げ、中に入っていた作文や習字などに思いを馳せていた。

そして、④写真展示へと続く。

 

②運動場では、青年団や自治会等のバザーやキッチンカーが軒を連ねる

唐揚げや焼き鳥、フライドポテト、フランクフルト、ポップコーンを「地元の青年団」が、手作りパンを「立花パン教室」が屋台を出店。
また、自治会等によるレクリエーションブースや軽食、野菜販売を行い、「だがしまや」協力による駄菓子販売の出店もあった。
キッチンカーには、「ネイティブキッチン:猪/鹿の焼き串や和牛焼肉丼など」や「大阪たこ焼き 七福」、「BURGER サンドマン:ハンバーガーやフライドポテトなど」が来ていた。

 

③集合!キラピカパフォーマーが特技の披露

友達同士による創作ダンスやキャッチボール、歌唱などが披露された。

 

④児童/公民館作品展示及び昔の橘小学校写真展示(両日開催)

児童の作品は、小学校内1階と2階廊下に展示、また、公民館の作品展示は図書会で開催していた。

そして、昔の橘小学校の写真展示では、当時の集合写真や国民学校令時代の教科書の展示、当時の8ミリの映像が投影され、当時の思い出を馳せているようであった。

また、写真展示にあったモノクロ写真を生成AI”copilot”を使い、カラー写真にしたところ、関係者からものすごく喜ばれた。こちらも載せてみる。

 

⑤卒業生2名のコンサートを実施

コンサートに参加した卒業生の1 人が、魂(soul)singer の”Lumi“。高校時代には砲丸投げで国体やインターハイに出場し、全国ランキングTOP10入りを果たす異色の経歴を持つ。もう1人は、”友里之“。所用により帰ってしまったが、大いに盛り上がったことだろう。

 


2025年11月9日(日曜日)

当日朝は、生憎の雨の中で約15℃という肌寒さ。橘小学校体育館では、開校150周年記念式典が挙行された。
式典には橘小学校生徒78名と来賓として高橋西条市⾧、青野西条市教育委員会教育⾧などが訪問し、桧垣校⾧の式辞の後に来賓が挨拶を行った。

そして最後には、川上橘校区連合自治会会⾧が挨拶を行い万歳三唱で式典が終了した。

式典後には、生徒による学習発表会を実施。その内容は、橘地区を探検して、その施設等の紹介や5,6年生による金管楽器の演奏会を行っている。

バザーでは、前日の屋台に引き続き前売券や現金販売でうどん焼きそばミニカステラを売る屋台もあり、多種多様な食事が増えていた。

そして、橘公民館で活動中のサークル発表会を、体育館で実施していたが校内散策していたため写真は無く、紹介も難しいので詳細について割愛する。

愛媛県警音楽隊の演奏会。一曲目の「学園天国」は橘小学校の生徒とのセッション。
2曲目以降は、聞いたことが有ったり無かったりする曲が続いた。
ちなみに愛媛県警音楽隊のメンバーは、20歳代の若手から50歳代のベテランまで幅広い年齢層の隊員が所属している。そのほとんどが、中学校や高校の部活動での演奏経験を活かしている。
中には警察職員になってから、音楽隊を知り、入隊を希望して楽器に初めて手にした隊員もいるそう。様々な演奏レベルの隊員が、警察活動に従事しながら、音楽隊活動に日々励んでいる。( 愛媛県警- 隊員になりたい! ~ どうすればなれる!? ~ より引用)

演奏会の最後の曲として、西条市立橘小学校の校歌を生徒の歌声と共演した。その様子を動画で紹介する。

 

記念事業の一環として、体育館内で餅まきを実施した。
運動場ではバザーが展開していたため、天候を問わず室内での計画だったそうで、一般の部と在校生の親子の部に分かれ、体育館2階東側より沢山の餅を撒いていた。
これは他の参加者に聞いた話だが、今回の餅まきで用意した資金は結構な額だったと聞いている。

体育館の中では、たくさんの餅やお菓子などが宙を舞い、それを拾う人たちから、時折、楽しそうな悲鳴と笑い声が聞こえていた。

そして、会の最後には体育館2 階の餅まきをした場所から、全員の集合写真を撮影している。
なんとか全員入ったように見えるが、拡大したら抜けている人がいるかもしれない。

 

最後に、ここ数年、西条市の各所において150周年の記念式典が挙行されている。学校によって150周年の”開校記念”、”創立記念”を称しているが、実のところ正解がどちらなのか気になるところである。

 

何はともあれ、

西条市立橘小学校の開校150周年おめでとうございます。

そして、取材に協力していただいた関係者の方々に対し、この場を以て御礼申し上げます。
ありがとうございました。

 

【お問い合わせ】
150周年記念事業実行委員会事務局(橘小学校内)
TEL=0897-57-9845
https://saijo-tachibana-e.esnet.ed.jp/

私が書きました

もっさん

もっさん

“みかんの国水の都”出身の昭和後期世代。縁で繋がった人たちの活動や身近な行事などを、セミプロフォトグラファーとして培った経験で写真を撮り、主観記事で発信していきます。

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