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昇火する”とうど”に安寧を願う日 at とある学習田の中心

去る1月4日に飯岡小学校体験学習田で実施した「とうどの組み立て」から1週間。
1月11日は豪風吹き荒れる悪天候であった。そのため「とうどまつり」の内容を一部変更し、当日は神事餅入りぜんざいが参加者へ振る舞われることに。

関係者の皆様が頑張ってとうどを組み立てた事を知っているからこそ、「とうどまつり」の内容変更を残念に思っていると、「1月12日の9時から“とうど”を焼くよ!」と知り合いから連絡が!
「とうどの組み立て」に続き、人生初である「とうどまつり」を見に行ってきた。

真っ青に広がる晴天の下で「とうどまつり」の続きが実施された。
まずは昨日の豪風により傷んだとうどに藁や薮竹を差し込む作業から開始。

その後、飯岡小学校の3~6年生が書いた習字を巻き付けた。
また「とうど」の中には正月用のしめ飾り使わなくなった神棚納め損ねたお札などを入れた。

準備が完了した「とうど」がこちら。
小学生の書いた習字が風になびく、世界に一つだけの特別なとうどである。

消防団員も集まり、いよいよ「とうど」に火がつけられる。
まずは、代表の小学生2名が持つ松明に火を灯す。
燃える松明を持って「とうど」のまわりをぐるっと1周回ったら、入口から松明を入れ、扉で蓋をした。

とうどを燃やす様子を写真と動画で紹介する。
なお、動画については、写真撮影をしながら行ったため、腕が見切ったり声が入ったりしているが、まつりの様子だけ感じてほしい。

入れた松明から、火が燃え移り「とうど」が火炎に包まれた。
時折、竹の中の水分が気化し、蒸気が熱されポンッ!ポンッ!!と、大きな音で弾けていた。

 

「とうど」が燃え倒れた後は、残っていた藁や神域に使った竹、燃え残った資材などを一緒に燃やした。
そして、あとの火の始末を消防団⾧にお任せし、飯岡青少年健全育成協議会関係者と共に引き上げさせてもらった。

今回初めて「とうどまつり」に参加した。
組み立てに始まり燃やすまで、どういう流れなのか知れて良かった。
年の初めに1年間の安寧を願う「とうどまつり」は、大切な文化だと思う。

しかし近年、「とうど」も「とうどを焼く行事」も、火災防止に伴い実施する地域が少なくなってきているようだ。
その代替方法として、自治会内の住人たちが集まり、新春餅つき大会などを行い、カタチを変えて実施している地区もある。
あなたの住む地域ではどんな文化が残っているだろうか。
それぞれの地域の文化を調べてみるのも楽しそうである。
「とうどまつり」に参加したことがない人も、来年はぜひ参加してみては?

最後に、飯岡小学校体験学習田はこれから、3年生が植えたチューリップが芽を出し、田を彩るらしい。
クリスマス頃には学習田でイルミネーションがあるので、こちらも準備段階から見に行こうと思う。


西条市立飯岡小学校 学習田
愛媛県西条市飯岡 2124-1 飯岡小学校南東

私が書きました

もっさん

もっさん

“みかんの国水の都”出身の昭和後期世代。縁で繋がった人たちの活動や身近な行事などを、セミプロフォトグラファーとして培った経験で写真を撮り、主観記事で発信していきます。

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