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憧れの舞台に立つ。全力で夢を叶えた“まちびと”の想い

『夢は叶えるために持つ』。言葉にするのは簡単ですが実際に成し遂げられるのは、叶えるための行動を起こした人だけではないでしょうか。
幼いころからあこがれ続けたという夢の舞台、「坊っちゃん劇場」に立つ伊藤碧(いとうあおい)さんは21歳の大学生。現在は大学を半年間休学して、公演中のミュージカル「ジョンマイラブ」の公演に励む日々を送っています。広報さいじょう2023年1月号の「まちびと物語」にも登場した彼女をLOVE SAIJO編集部が取材してきました!

 

編集:こんにちは。実は「初めまして」ではなくて、以前も広報さいじょうに出ていただいたんですよね。
碧さん:そうなんです。高校3年生の時に西条市内で開催されたイベントでライブをした時の写真が掲載されました。

高校時代の碧さん(左)

 

編集:現在は大学を休学してこの舞台に出演しているとのことですが、ミュージカルを始めるきっかけは何だったのでしょう?
碧さん:小さいころ、坊っちゃん劇場の舞台を見てすごく感動したんです。それからもずっとこの世界に憧れていて、市民ミュージカルにも参加したりしていました。

編集:今回、ずっと夢だった「坊っちゃん劇場」のオーディションに合格した時はどんな気持ちでしたか?
碧さん:正直言って自分の中での感触は悪かったので、“落ちたな”と思っていましたから、合格した時はびっくりしました。

編集:素人の質問で恐縮なんですが、ミュージカルってやはり大変じゃないですか?
碧さん:たしかに大変なことは多いんですけど、それ以上に学ぶことが多いです。今までは市民ミュージカルという、いわゆるアマチュアの舞台に携わってきましたが、今はプロの現場に入っていることを実感しています。

舞台に立つ碧さん

 

編集:これからの目標はなんですか?
碧さん:ミュージカルは歌もダンスも芝居も求められますし、自分の中ではまだまだだと思っているので、もっともっと成長していきたいなとは思っています。もちろんミュージカルは頑張っていきたいし、ストレートなお芝居にも興味があるので、もっともっといろんなことに挑戦していきたいです。とにかく今は「頑張る」って感じです。

 

編集:現在公演中の「ジョンマイラブ」の見どころを教えてください。
碧さん:主人公の鉄が剣術道場の娘なので、なぎなたを振りまわすシーンがあるんです。私も木刀を持って参加するシーンがあるんですけど、やっぱり殺陣のシーンはすごく見応えがあると思います。あとミュージカルなので、歌とかダンスが盛り沢山で素敵だと思います。

編集:どんな人に観に来てもらいたいですか?
碧さん:私が小さいときに観た時の感動が忘れられないように、小さいお子さんや学生さんに観に来ていただきたいです。それからミュージカルの楽しさをいろんな人に知ってもらいたいので、まだミュージカルを観たことない人にも魅力を伝えていきたいです。
そして、学生時代にお世話になった先生、特に中学3年生の時の担任の先生はすごく応援してくれたので、成長した姿を見せられたらいいなと思っています。

 

編集:その先生もきっとこの記事を読んでくれると思うので、来てくれると良いですね!
本日はありがとうございました!
碧さん:ありがとうございました。

私が書きました

LOVE SAIJO 編集部

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