誰もが笑顔になれる安全で安心の食を~西条市東部学校給食センター~
もっさん 2025年9月17日

8月19日は“育児の日”。丸が2つ縦に並んだ様子が数字の「8」に見えることと、【いくじ(19)】の語呂合わせにちなんで、マタニティケア用品やベビーケア用品事業を行っている”有限会社青葉”が記念日に制定している。
それはさておき、この日に開所を迎えた”西条市東部学校給食センター”の開所式およびセンター内見学、給食試食会に参加した。
この”西条市東部学校給食センター”は、市内東部の8 つの小学校と4つの中学校の計12校の生徒などの給食を配送する。神拝小学校は令和15年度頃に配送対象校となるため、この12校には入ってないとのこと。そして地域の子どもたちに安全で安心の美味しい給食を届け、地元の旬の食材を使い、心を込めて作ることで子どもたちの元気を支えることを目的としている。では、その時の様子を項目に分けて、写真で紹介する。
①開所式
式は10時半より、高橋市⾧の挨拶から始まり、来賓紹介、来賓祝辞、センター内の施設概要説明、株式会社西条東部給食PFIサービスとの災害支援協定締結式、市⾧や来賓、配送車のイラストに選ばれた小中学校の生徒によるテープカットが続いた。
②センター外観
正面玄関右(建物南側)は配送車が停まっている。市内小学校や中学校の生徒から応募があった作品が配送車後部を彩っている。
③センター内見学
センター内には②の配送車のイラストを展示していた。また、煮炊室の様子をガラス張りの見学ルームから調理の様子を見学することができる。また、他の部屋(焼物・蒸し物室、和え物室など全部で9部屋の様子をモニターで確認ができる。
④給食試食会
給食試食会は“西条市総合体育館”のアリーナで開催した。試食会の行列に並ぶこと小一時間。待っている間、並んでいた子どもたちは時間の流れを長く感じてしまい、時には列を離れて遊んでいることもあった。
学校給食センターのイベントであることを踏まえ、みんなが心地よく参加できる雰囲気づくりが大切だと思った。今後は、待ち時間の工夫と、子どもたちへの温かい声かけを増やすことで、より楽しく安全なイベントになればいいと思った。
因みにこの日の給食メニューは、次のとおりであった。
〇ご飯もの=親子丼→ご飯と具はセパレート状態→ご飯と汁物って感じ。
〇おかず=いかのさらさ揚げ→小鉢と同一皿→ほんのりカレー味を感じた。
〇小鉢=ごま酢あえ→おかずと同一皿→水分が多いきゅうりは、食べ終えたあとに湿り気を感じるため、好みが分かれるかもかもしれない。
最後に、32年ぶりの給食。昔は多いなぁと思いながら食べる日もあったが、今の給食は品数が昔ほど多くないように感じた。
しかし、並んでいる人の知り合いなのか、給食を食べた子どもたちとすれ違った際、「給食美味しかった?」→「美味しかった♪」と笑顔で言っていたことを覚えている。
なお”西条市東部学校給食センター”の本格稼働は、来月の9月からとのこと。ぜひ市内の小中学校の生徒等には、“西条市東部学校給食センター”の愛称【ひうちスマイルキッチン】にあるように、地産地消の食材や給食を笑顔で楽しんでほしい。
西条市立東部学校給食センター
〒793-0003
愛媛県西条市ひうち9番地
【TEL】0897-47-0034
【HP】https://hiuchi-smilekitchen.com/