LOVE SAIJO まちへの愛が未来をつくる

MENU

移住に関するコンテンツ

移住サポート

TOP

MENU

働く

自分のためより誰かのために。挑戦者を支援し、新たな産業を生み出す。 

誰かの夢を実現するために働く人たちがいます。
西条市で起業家を育成するプロジェクト、「Next Commons Lab(ネクストコモンズラボ)西条」のコーディネーターである高田 裕明(たかたひろあき)さんもそのひとり。
大学卒業後、オフィス関連会社に入社、3年でトップ営業マンに昇り詰め、やがて独立してPR会社を立ち上げるも2年で挫折。その後、世界一周や海外での起業も経験するなど、いろいろなことにチャレンジしてきました。そんな彼が、今は西条市に移住し、起業家たちのサポート役をメインに活動しています。彼の考え方や行動はどのように変化し、今後は何を目指すのかを伺いました。

 

#1 地域とつながる仕事

Next Commons Lab西条 (以下、NCL西条)は、「人間らしさを源泉とした産業創造」というコンセプトのもと、まちの地域資源を活かして新しい仕事を生み出すプロジェクトです。
ここでの高田さんの仕事は、西条市で起業を志すラボメンバーと呼ばれる人たちを支援すること。移住してきた彼らと地域の人たちを繋いだり、資金計画を一緒に立てたりと、メンバーが自身の足で走りだし、事業を軌道に乗せるまで伴走します。そして、仕事を通じて知り合った人たちとの人脈を活かし、自らも西条市で起業し、地域の中心的な存在を目指して継続的に活動していきます。
それはトップ営業マンとして奔走していた頃とは違い、「自分以外が良い結果を出す」ために働きかける役割。これまで歩んできた生き方とは大きく違っていたそうです。

 

#2 自分のために働いた日々

「大学の時は働きたくなかったんです。もう、ずっと遊んでいたかったくらい。就職活動も周りのみんなが始めたから仕方なく…。週末に遊ぶことだけを楽しみに働いていました。」

大学卒業後、周りに流されるかのように都内の専門商社に入社した高田さんでしたが、持ち前のバイタリティを活かし、みるみる営業成績を伸ばしていきました。気が付けば、入社3年目にして営業トップに輝きます。
「営業でトップを取ったその時は気分良かったですけど、仕事に対するモチベーションという意味では、特別高いわけではなかったですね。自分のやった仕事が誰かの役に立っているという実感が持てなくてモヤモヤしていた気がします。」
利己的に結果を追求し、成果を出すことで評価されていた生活は、一見充実しているようであり、どこか違和感を持っていたそうです。
社会人として成功を収めた高田さんは、勢いそのままに独立。ところが、会社は2年で失敗。自分の周りからも人がだんだんと離れていき、貯金残高が2円になってしまったこともあったそうです。
「クレジットカードで日々の生活をしのいでいましたが、すぐに満額になって使えなくなました。家賃も2か月滞納したりしてました。本当にお金が無くて、マクドナルドで100円マックを食べようとしたら、隣の高校生がバリューセットを頼んでたんです。28歳にもなって、僕は何をやっているんだろうと思って、そのまま店を出て帰ったこともありました。」
大きな挫折を味わった高田さんは、ゼロからの出直しを決意。学生支援やキャリア支援を手掛ける会社で契約社員として働き始めます。これが支援事業を始めるきっかけになりました。

 

#3 誰かのために働く価値

高田さんが契約社員として就活支援を手掛けるようになった2010年頃は、大学を卒業しても就職ができない未就業者が増えた時代でした。ここでも高田さんは才能を発揮し、就職コーディネーターとして異例の実績を積み上げます。

かつて高田さんが執筆した「全員内定!」

「彼らは最初、自分だけが就職できないという劣等感に苛まれていました。結果的に僕が関わった人たちは全員就職していきましたが、もしも彼らが大学生のうちから出会っていればそんな気持ちにはならずに済んだのでは、と考えるようになりました。」
高田さんがこれまでに支援した方は全員内定しました。2年間で400名、就職決定率153%という数値を叩き出し、「就職請負人」としてその名を轟かせます。また、この頃、かねてより念願だった世界一周旅行を慣行。「夢を叶えた大人の言葉には説得力が生まれると思った」と高田さん。旅行中には、「就職活動で悩む人たちをもっと助けたい」との想いから、持てるノウハウをありったけ込めて書籍として出版。タイトルは「全員内定!」。仕事とは、誰かの困りごとを解決してこそ価値あるものだと気づいた高田さん。その想いは「個」から「公」へとさらに大きく膨らんでいきました。

 

#4 自分と向き合い、足りないものに気づく

人が少ない地方都市にとって、「人口減少」という社会問題は、都会とは異なり、日々のくらしそのものに直結する切実な問題です。都会暮らしが長い高田さんでしたが、「これからは培ったノウハウを地方の課題解決に使いたい」と考えるようになり、地方での生活を模索していました。そんな折、知人からNext Commons Lab(以下「NCL」)のプロジェクトを紹介され、時を同じくして奥様の妊娠が発覚。暖かくて海がある場所に惹かれ、愛媛県西条市に移住してきました。
就職コーディネーターとして活躍してきたこれまでの経験は、NCL西条でもすぐに活かせると考えていました。ところが、メンバーを集めてプロジェクトを進めるうちに、まだまだ自分に足りないものがあることに気付かされたそうです。
「このまちに来て、人柄が柔らかい地域の方たちと触れ合ううちに、焦らずに自分と向き合うことが出来ました。おかげで、マーケティングなど、自分に足りないものがたくさん見えてきました。このまち(でビジネスをするにあたって)で、ここの人は何を求めているのか、何があればこのまちにとっていいのか、自分の事ばかり考えていたあの頃の自分にも教えてやりたいですね。」
「学ぶ」ためには、自分に足りないもの、必要なものをまず知らなければいけません。みんなの頑張りを支援するこのまちでの活動は、自分のためだけに生きるよりもずっと価値がある生き方だと気づいた高田さん。西条市に来て知り合った人は300人以上、関わった市内イベントの数も100件を超えました。
「最近は、まちからも必要とされ始めていることを実感しています。覚えてもらうためにいつも蝶ネクタイをつけているのですが、あ!蝶ネクタイの人だ!と言われることも増えました。しんどい部分もありますが、僕が幸せになれば家族も幸せになりますし、それがこのまちの幸せにもつながっていると感じるから、力が湧いてきますよ。」
人とまちをつなぐ「蝶ネクタイの人」高田さんが、やがてこのまちの未来を変えるのかもしれません。

 

#5 Next Commons Lab西条

Next Commons Lab西条では、あらためて人間らしい生き方について見つめ直すことで、身の回りにある環境や暮らしの中から、新しい産業をつくり、挑戦できる環境づくりを目指します。西条市は自然環境に恵まれ、二次産業の誘致にも成功した、恵まれた環境にあります。
この暮らしやすい環境をただ享受するだけではなく、積極的に暮らし働くことで、これまでにない創造的な地域環境や文化を醸成する。ここにある自然や生活文化から仕事を生み、人間らしい生き方に根ざした産業を生む。この土地だからこそできる産業創造にチャレンジします。

 

Next Commons Lab西条公式Facebook
https://www.facebook.com/NCLsaijo/

新しい産業を生み出し、チャレンジャーの生態系を作る
https://www.lovesaijo.com/work/nclsaijo01/
https://www.lovesaijo.com/work/nclsaijo02/
https://www.lovesaijo.com/work/nclsaijo03/

私が書きました

Co-あきない宣言 編集部

Co-あきない宣言 編集部

Co-あきない宣言の編集担当です。 西条市では、市内で働き、輝いている市民をストーリー化して発信することで、西条市をPRしております!まだまだ不慣れですが、頑張ってシリーズを重ねてまいりますので、是非ご覧ください。

この投稿者の記事一覧へ

関連記事

FOLLOW US

西条市の最新情報や関連ニュースをCHECK

Instagram Facebook LINE