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お花で地域に元気をお届け! 丹原高校「寄せ植え講習会」

私たちの生活を彩ってくれるお花。道端、軒先、お部屋など、どんな場所でもお花を見かけると思わず頬が緩んでしまいます。医学的にもお花の癒し効果が証明されているそうです。
そんなお花を通して地域の人とのふれあいを行っているのが丹原高校です。

 

1.  丹原高校といえば菊花展!

丹原高校でお花といえばが思い浮かぶ人が多いのではないでしょうか。
毎年10月下旬に開催される丹原高校の菊花展では生徒の皆さんが丹精込めて育てた菊鉢が展示販売されます。約70年の歴史があり、保護者はもちろん、地域の人、菊愛好家の皆さんなど多くの人が楽しみにしているイベントです。

今年も1~3年生が育てた懸崖菊、大輪菊、ロケット菊など様々な菊、約千鉢が並びました。
今年は例年より開花が遅く、つぼみ状態のお花が多かったのですが、「黄色の菊が買いたいです!」という編集担当のわがままに、担当してくれた3年生の丹原高校生たちは、つぼみの色を1鉢ずつ確認して一緒に探し、水やりの仕方も丁寧に教えてくれたんです。素晴らしい“おもてなしの心”“ホスピタリティ”に編集担当は大感動!
おかげで園芸初心者の編集担当でも綺麗に咲かせることができました!毎朝、少しずつ咲いていく様子に朝起きるのがちょっと楽しみになったのはもちろん、毎朝の家族のトップニュースになりました!

 

2.菊だけじゃない!

丹原高校で育てているのは菊だけではありません!
今回、取材させてもらったのは、楠河公民館で開催された「冬の寄せ植え講習会」。

なんと、丹原高校は市内各所で「寄せ植え講習会」を開催しているんです。
毎年、楠河公民館をはじめ多くの公民館、中学校、イベントでの「寄せ植え講習会」開催のオファーがあり、その依頼にこたえるため、今年も一万粒以上のパンジーのタネをまいて準備してきたそうです。
今回の会場後方にも、パンジー、ビオラ、アリッサムなど、丹原高校で育てたお花がたくさん並びます。

そして、前方には、不安そうに出番を待っている丹原高校生たち。
今回の「寄せ植え講習会」の講師役を務めるのは園芸科学科の2年生10人。ほとんどの生徒が「寄せ植え講習会」初参加ということでとても緊張しているようでした。

 

3.丹原高校のPRもばっちり!

16名の参加者も勢ぞろいし、いよいよ始まった講習会。

生徒の皆さんの自己紹介からスタート。

丹原高校で行っているブドウのグローバルGAP取得と台湾への輸出の取り組みや、生徒の皆さんが様々な立場の人との対話を通して校則のあり方を考えるルールメイキングプロジェクトも紹介。
丹原高校のPRもばっちりです!!

 

4.花づくりは土づくりから

それでは寄せ植えを作っていきましょう!と始まったのは、まさかの土づくり
「肥料を一度にいっぱいあげると逆に枯れてしまう」「根っこに空気が届くように土には通気性や排水性が必要」など、園芸初心者の編集担当には目からうろこの説明が。

細かすぎる土はダメということで、丹原高校生の皆さんが事前にふるいにかけて準備してくれた土や肥料など6種類をブレンドし、今回植えるお花たちに最適な土を作り、プランターに準備しました。

いよいよお花。今回用意してくれたのは、丹原高校で育てたお花を含めた全9種類。まずは鉢の中に並べて配置を考えます。

「パンジー、ビオラは好きな色を好きなだけ入れてください」の声に、何色がいいかなと参加者と生徒で相談しながら配置していきます。

配置が決まれば植えるだけ!と思いきや植え方にもコツが。
背の高いお花には支えをつけたり、これから花が咲くシクラメンには日光が良く当たるように高さを調整したり。

奥から手間に花の高さ変わるように土の量を調整したりと、丹原高校生に手伝ってもらいながら植えていきました。

あっという間に講習会は終わり。
生徒の皆さんからは、「初めてだったけど、こんなに楽しいと思わなかった」「もっと勉強して皆さんに教えられるようになりたいです」と、次回への意気込みも。
参加者も綺麗なお花と丹原高校生とのふれあいに癒された2時間となりました。

※感染症対策を実施し、撮影時のみマスクを外しています。

 

5. 地域の人とのふれあいを通して成長する

「人とのふれあいの中で気づきがあり、講習中だけでなく、生徒自身の普段の生活も変わっていく」。
寄せ植え講習会の最後に先生がお話してくれました。実際、講習会の中で初めは緊張でたどたどしかった生徒さんも、帰り際には「楽しかったね」と笑顔で話し、寄せ植えを持って帰る方法まで気にしてくれるという、急成長を遂げていました。

楠河公民館の方によると、この丹原高校の寄せ植え講習会は「今年はやらないの?」と聞かれるほど地域の皆さんが毎年楽しみにしている恒例イベントなんだそう。
楠河公民館をはじめ、たくさんの公民館、中学校、イベントで、毎年地域の皆さんが心待ちにしているイベントとなっています。

丹原高校のキャッチフレーズは「地域に近い 先生と近い 海外に近い」
自ら育てたお花を通して地域に笑顔を届け、地域の人との沢山のふれあいを通して自らも成長していく
丹原高校生の“おもてなしの心”“ホスピタリティ”の原点を感じた「寄せ植え講習会」でした。

皆さんも地域の公民館活動やイベントで「寄せ植え講習会」を発見したら、是非参加してみてください!お花に癒され、丹原高校生に元気をもらえる楽しい時間になること間違いなしです!

 

▼丹原高校 園芸科学科日記
https://tambara-h.esnet.ed.jp/page_20190730034327

丹原高校生の活躍はこちらでも!
▼高校生が海外へ輸出!? 丹原高校が続ける国際水準のブドウ栽培
https://www.lovesaijo.com/news/tambarahs_globalgap2022/

▼対話から納得解を!みんなに愛される丹原高校ルールメイキングプロジェクト
https://www.lovesaijo.com/news/tambarahs_rulemaking2022/

▼激旨お野菜&果物が、こんなに安くていいんですか!! 丹原高校 園芸科学科 リヤカー移動販売
https://www.lovesaijo.com/news/tambarahs_mobilesales2022/

 

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